皆さん、こんにちは。
『4P』って聞いたことありますか?
マーケティングの基本的な考え方の手法で、様々なビジネスに応用できます。
4PとはPから始まる4つのビジネス要素のことで、
◯Product(プロダクト):製品やサービスなどの商品のこと
◯Price(プライス):その商品の価格のこと
◯Place(プレイス):その商品を提供する場所全般(物流を含む)
◯Promotion(プロモーション):広告宣伝、販売促進など全般
この4つの要素の頭文字から『4P』と言います。
ネット物販におけるProductとは?
では一つづつネット物販に置き換えて考えてみましょう。
Productについては、ネット物販でもリアル店舗による販売でもほぼ同じですね。
ネットだけに特化している商品があるとしたら、
・ストリーミング動画
・ウェビナー
・アプリ販売
などでしょうか。
逆にリアル店舗にしかない商品は、
・美容室
・整体やマッサージ
・レストラン
など実際に行かないと得られないサービス業がリアル店舗の商品です。
主に物品や情報がネット物販に適した商品と言えます。
ネット物販におけるPriceとは?
では次にPriceについて。
ネットの世界はスマホさえあれば、簡単に価格比較ができます。
昔のように同じ商品を扱っている店舗を何軒も歩いて回る必要はありません。
故に価格競争が起こりやすい世界でもあります。
特に物販の場合、その傾向が強いです。
ですから、価格競争に巻き込まれない商品を見つけ出すことが成功の近道です。
価格競争に巻き込まれない要素としては、
・まだ世の中に出回っていない商品を見つける
・希少価値の高い商品を見つける
・価格相場が崩れていない商品を見つける
こういった点を注意して商品選択できれば問題ないでしょう。
新しい技術が搭載されたスマートウォッチ、
台数限定で製造されたプレミア製品、
ブランド価値が市場で固定されていて価格が崩れにくいバッグなどが、これらにあたります。
まぁ、とはいえ、一概にこれだけとも言い切れません。
例えば、Amazonで1,000円で売られている商品がヤフオクで1,500円で売れたり、メルカリで1,800円で売れたりします。
それは、次のPlaceのお話しにつながります。
ネット物販におけるPlaceとは?
では、次のプレイス。
これは広い意味で「売る場所」や「物流」など商品を展開するためのこと全般になります。
売る場所でしたら、Amazon、楽天のようなモール型。
自ら開設した自社ECサイトなど。
ネット物販はどこで売っても同じなのでは?
と考えていたら大間違いです。
それぞれに特徴があります。
例えば、楽天やメルカリは会員の半分以上が女性なので、女性物がよく売れます。
逆にヤフオク、ヤフーショッピングは男性の方が多いので、ここに女性物を出しても楽天、メルカリほど売れません。
また自社サイトは集客のためにSNSを使うのが効果的で、中でもインスタグラムが効果が高いんですね。
インスタグラムも女性比率が高いので、自社サイトは女性物を扱った方がうまくいきやすい傾向です。
このようにそれぞれのショップの特徴をきちんとおさえてECを始めることが大切なのです。
次に仕入先や物流です。
これはネット物販に限ったことではありませんが、仕入れ値、物流費を以下に低くおさえられるかで利益が変わってきます。
仕入先は国内より海外の方が圧倒的に安いです。
特に中国は物の値段も安いですし、持ってくるための物流費も安くおさえることができます。
ですから、無在庫にしろ有在庫にしろ中国を仕入先にすることが利益を出す方法です。
そして仲介に入ってくれる仕入れ代行業者選びも大切です。
仕入れ能力や検品能力など業者によって様々ですから、きちんとした業者を選ぶ必要があります。
質問に対する回答が遅かったり、届いた商品に問題が多かったりなどは論外です。
まとめ
いかがでしょうか?
ネット物販の4P。これを理解しておけば、戦略を組み立てやすくなり、成功の近道となるでしょう。
ぜひおさえておいてください。
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